2017
03月
12日
つくだふ(@tsukudafu)です!
ここ丸1ヶ月以上、ずーーーーっとアーロンチェアのことで頭がいっぱいでしたが、アーロンチェア リマスタードは、初回生産分のみアメリカ製ということに気付いてしまった今、もう誰にも私を止めることはできません!
ということで、大塚家具さんに試座(試し座り)しに行ってきました!!
とにかく時間がない!!
繰り返しになりますが、メイドインUSAのアーロンチェア リマスタードを購入できるのは今だけです!
そして、この「今だけ」は、ほんとに今だけなんです!
なぜなら、アーロンチェアは中古で売買されたものは保証が効かないから!
つまり、あとからアメリカ製のリマスタードを、たとえば中古業者やオークションなどで手に入れること自体は可能でしょうけど、それをしてしまうと、アーロンチェアの価値の大きな部分を占める12年のサポートを受けることができなくなってしまうんです!
となると、アーロンチェアはやはり新品で購入するしかない!
そして、リマスタードのアメリカ製を新品で買うことができるのは今だけ!
ゆえに、今買うしかないのです!!
天下の大塚家具に試座に行ってきた!
しかし、そうは言っても19万近くする買い物、そして一度買ったら10年は座り続けるであろう椅子です。
さすがにいきなりネットでポチっとはできない!
ということで、さっそく昨日、大塚家具に試座に行ってきました!(椅子マニア用語で、「試し座り」のことを「試座」というそうです。)
大塚家具を選んだのは、単純に一番大きな家具のショールームで最初に浮かんだのが大塚家具だったから!
とはいっても、今回が私の初めて大塚家具のショールーム体験だったわけですが!
案の定、こんなところに私なんかが……っていう場違い感半端なかったです……。
あ、ちなみに、そんな大塚家具さんでも、アーロンチェア リマスタードを展示している店舗はそれほど多くないので注意が必要です。
なので、試座に行く場合は、あらかじめ自分の欲しい仕様のものが、試座できるかたちで展示されているかどうかを、事前に電話などで確認してから行きましょう。
私の場合は、自分が欲しい「アーロンチェア リマスタード Bサイズ グラファイト」を置いてる店舗を確認しましたが、最も標準的と思われるこの仕様でも、該当する店舗は意外に少なく、東京だと4店舗だけとのことでした。
あと、アーロンチェアにはA、B、Cの3サイズが用意されていますが、日本人には合わないという理由からか、大塚家具ではCサイズを展示している店舗はないとのことでしたので、Cサイズ検討中の方はご注意!
アーロンチェア リマスタードと初対面!カワイイ!
お店に着き、オフィスチェア売り場に案内してもらうと、ありました!アーロンチェア売り場!!
そして今ではすっかり目利きになってしまった私の目に、アーロンチェア リマスタードの姿が飛び込んできました!!
カワイイ!!!!
今までさんざん画像で見てきましたが、実物はその二回りくらいカワイイ!!
一目惚れじゃないですが、最初のこの瞬間に「絶対買う」と決めました!!
それではここからは大量の画像とともに、アーロンチェア リマスタードの機能を、主に現行アーロンチェア(アーロンチェア クラシック)との比較でご紹介していきたいと思います!!
あ、ちなみに当記事内のアーロンチェア リマスタードの画像は、すべて「Bサイズ・グラファイト」のものです!
外観はこんな感じ!
アームは両方とも一番高い位置にしています!(座面の高さは多分適当)
ぱっとみて分かりやすい違いは、やっぱり座面下のチルトボックスの大きさですね!
あと、お店では気づきませんでしたけど、この画像だとリマスタードのアームパッドの傾きのほうがやや前傾してるように見えますね!
逆に上半分は、ポスチャーフィット部分以外は一見して大きな違いはありません。
どちらも美しい!!
ここからはさらに細かく見ていきます!
アーロンチェアのメカニカルな秘密が詰まったチルトボックス、やはりリマスタードではだいぶコンパクトになっています!
しかしこう見ると、ほんとに座面は宙に浮いていてメッシュだけでお尻を支えてることがよくわかります!
そりゃ雲の上の座り心地と言われるわけです!
個人的に実物を見て一番印象変わったなと思ったのはこのベース部分です。
クラシックがドーム型?なのに比べて、リマスタードはT字型となっていて、これが思いのほかスマートな印象を醸し出しています。
椅子の脚のほんの少し違いなのに……プロダクトデザインは奥が深い……!
リマスタードではリクライニング系の調整機構がチルトボックスのノブにまとめられスッキリしました。
ただ、操作の際に少し前かがみになる必要があるため、手が届きやすいという点ではクラシックの位置にも利はあるかなという印象でした!
クラシックのポスチャーフィットがリマスタードではさらに進化し、「ポスチャーフィットSL」という2つの面で腰を支えるような機構になりました。
座り比べてみるとたしかに違いがあり、リマスタードのほうが、2つの面で「より丁寧に」支えられてる感じがします。
とはいっても私は別に腰に悩みを抱えてるわけではないので、ここは割とどうでもいいポイントだったりします。笑
今度は右側面。左側面と違い、こちらはともに昇降調整のレバーがあり、それほど違いは見られません。
ただ、一部で言われているように、たしかに背もたれの初期位置がリマスタードのほうがやや直立に近い形に起きているように見えます!
前傾チルトも大きなウリの1つであるアーロンチェアですから、ここはさらに細かく調整されたということなのかもしれません!
チルトボックスを斜め前から見たところ。
クラシックはケーブルがむき出しになっているのに対し、リマスタードはスッキリしてますが、これもリマスタードをスマートに見せるのに貢献してますね!
ちなみにこのケーブルがどこにつながってるのかは知りません。笑
チルトボックス周りを今度は斜め後ろから。
基本的に大きな違いはありませんが、クラシックのほうにだけポスチャーフィット調整のため(多分)のノブがあります。
アームパッドは、見た目はあまり変わりませんが、指で押すとリマスタードのほうが柔らかいように感じました。モチモチした感じ。
個人的にはクラシックのアームパッドの感触も嫌いじゃなかったんですけど、長時間使うにはこれくらいの柔らかさのほうが使い心地がいい気もします!
さて次は、同じグラファイトカラーのクラシックと比べてみました!
ちなみに一見してサイズが小さいのがわかると思いますが、このクラシックはAサイズです。
AとBって思ってた以上にサイズ差ある!
光の加減で少し分かりづらいかもしれませんが、一番暗い同じグラファイトカラーでも両者の色はかなり違います。
2つを並べると、クラシックは真っ黒、リマスタードは暗いグレーという印象です。
あとはペリクル(メッシュの部分)のパターンもかなり違いますね!
クラシックのほうは意図的にストライプのパターンをくっきり出していますが、リマスタードのほうは目が細かく繊細な印象に仕上げられています。
そうそう!驚いたのは、クラシックには座面の前の部分にバナナクッションっていうウレタン?が入っていたそうなんですが、リマスタードからはそのバナナクッションが廃止されているそうです!
理由は聞くの忘れましたけど、新採用の「8Zペリクル」と呼ばれる、座面をメッシュのテンションの違いで細かく調節してる技術のおかげなのかもしれません。
こちらの画像のほうが分かりやすいかも。
バナナクッション、前に会社で使ってたときは存在にも気づきませんでしたけど、そう言われて座り比べてみると、「なにかがそこある感」がして少し気になります。
また、このバナナクッションは使っているうちにヘタってきて定期的に交換が必要ということなので、やはりなしで済むようになったならそれに越したことはなさそうです。
見た目もないほうが断然スッキリしてます!
あと、すっごい細かいことなんですけど、クラシックの座面と背もたれの間にあるこの謎の段差。これなんなんでしょう?
この部分はなぜか覚えていて、たしかに前会社で使ってたやつもこうなってました。
でもこの段差もリマスタードではなくなっていてスッキリしてます!
背もたれ裏の上部にあるハーマンミラーのロゴは、リマスタードは「H」マークだけになり、よりスタイリッシュに!
あぁいいですねぇ!このロゴ見るだけで所有欲をバンバン満たしてくれそうです!
同じ塗装なのでこちらでもベースを比較。
クラシックのほうもグラファイトカラーだとこれはこれでカッコ良いですけど、やはりスタイリッシュなリマスタードには、この角ばったベースのほうが合ってますね!
あとリマスタードはこのベースの素材が金属から樹脂に変更になったんですが、近くで見ても、触ってみても、チープ感は全くありません!
そして特筆すべきはその軽さ!
ベースを樹脂にしたことにより(あとはチルトボックスの小型化も)、リマスタードはとても軽くなっていて、手で持って移動させてみるとその違いに驚きます!
椅子は使用するときに少なからず手で持って動かすことになりますので、取り回しやすくなったのはとても大きな進化だと思います!
それでは最後にもう少しだけリマスタードの画像を!
個人的に今回のリマスタードの最も優れた改良と言っても過言ではないのが、このアームパッドの前後方向の調節!
実際に座って操作して思わず「完璧じゃないですか……!」と声が出てしまいました!店員さんもニンマリ!
緩すぎず、固すぎず、想像してたとおりに気持ちよくスライドしてくれます!最高やん!
そして、これは私の勉強不足だったんですが、今回のアームパッドは横方向に動かす際、カタカタカタと9段階で微調整できるようになってるんです!
これ、クラシックでは内側・中央・外側の3段階でしか止まってくれず、たしかに使ってて微妙にストレスだったのを覚えてますが、それがここまで細かく調整できるように!
これは嬉しすぎるサプライズです!!
前後方向の調整といい、個人的にはこのアームパッド周りの改良だけでも、十分リマスタードを買う価値はあると思います!!
各調整機構もシンプルなアイコンに統一されました!
あと調整機構で素晴らしいのは、チルトボックス左側にまとめられたリクライニングや前傾チルトのノブ!
ノブの回す方向とその機能が同じになっているので、直感的に操作できるようになっています!
こういうところにプロダクトデザインに対する真摯な姿勢が見えて、キュンキュンします!
そして裏には「MADE IN USA」の文字が!
これです!これが大事なんです!!
そして店員さんに聞いてみると、たしかに初回のみアメリカ製でその後は別の国で生産というウワサは聞いているとのこと!やっぱり!!
さぁ!!そうなるといよいよもう買うしかない!グズグズしてるとなくなっちゃう!
そこで気になる大塚家具さんでのリマスタードのお値段は……。
186,840円(税込)……やっぱり定価販売か……でもそりゃそうだ、こんな大きな実店舗持ってるわけだし、ネット通販みたいな値引きも難しいですよね……。
……ん?なんですか?裏?裏を見ればいいんですか?
そういって店員さんに言われるがまま値札の裏をめくると……
168,000円(税込)!!?
え!?これマジですか?なんでこんなに安いの??なんでなんで!?
聞くにどうやらハーマンミラーさんは値引きに厳しいため、大塚家具さん的にはあまり大っぴらに値引き後の金額を外に出せない、ということらしいです。(ほかの高級家具でも同じような事情があるらしいです)
いやでもそれってもったいなさすぎる!
だって、168,000円って2万近く安くなってるじゃないですか!?
私がここ1ヶ月ネットで調べまくった最安でも、楽天の、しかも楽天ポイント可能な限りつけての173,000円くらいが一番安かったのに!
でもね、これだけじゃないんです!!
なんとラッキーなことに、3月から大塚家具さんでアーロンチェアを買うと、不要な椅子を10,000円で引き取ってくれる下取りキャンペーンをやっているとのこと!!
てことは実質158,000円なわけですよ!!
158,000円(税込)て!!圧倒的すぎる!!間違いなく現状最安でしょう!!
私もほとんどその場で注文しそうになりましたが、念のため、新品の「アメリカ製の」在庫があるかを確認してもらい、折り返し連絡をもらう約束をして帰宅しました。
なぜならアーロンチェアの注文番号はあくまで仕様に対するもので、そこに生産国の指定はないということだったので!
なので、とくに何も指定せずに注文して中国産のものが届いても文句は言えないということ!これは困る!
でもこれで在庫有りの連絡をもらったら、もうその場で注文しちゃうと思います!
いや、在庫なくても、この展示品売ってくださいっていうつもりです!
それくらい、実物見て文句なしに欲しいと思えたので!
ちなみにほかの有名チェアもいろいろ置いてあったので座ってみましたが……
でも私の頭のなかにはもうアーロンチェアのことしかないので、全くといっていいほど興味ありませんでした。笑 ごめんね!
まとめ
ずーーーーっと欲しいと思ってたアーロンチェア リマスタード、ようやく実物に触れることができました!
そしてその出来は想像以上に素晴らしく、これぞリデザイン、これぞリマスタードと言えるものでした!!
いやーしかし午前中でお客さん少ないのをいいことに実に3時間近く、大塚家具さんで座り比べたり写真取ったり店員さんにお話伺ったりしてましたね……。
店員さん、その節はお世話になりました!
そして、アーロンチェア リマスタードを買おうか迷われている方、今なら大塚家具で買うのが間違いなく一番安いはずなので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか!
さぁそして!
今日明日には、在庫の連絡が来ます!
そして、そこで在庫あればおそらく買ってしまうことになるでしょう!!
こんな底辺のオッサンが月のバイト代よりも高い椅子を買おうとしてる!
でももう迷いはありません!買います!!
リマスタード、実際に見て座って、10年は余裕で戦える椅子だと確信しました!
あとはアメリカ製の在庫だけ!
頼むでぇぇぇぇぇぇ!!
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